簡易車載レーザシステムとは?

レーザを使用して道路周辺の三次元計測を行うMMS(Mobile Mapping System)をとても簡単にしたものです。
「MMS N-QUICK」は、最新の民生技術(民間GNSS基準点、RTK-GNSS/IMU、全周囲Lidar等)を組み合わせて、自社開発した“Quickエンジン”で、だれでも簡単に使えるようにしました。

計測作業に関わる人員を削減!

  • マグネット着脱式で車両を限定しない(車両改造、配線工事不要)
  • 計測中のPC操作が不要で、運転手1人で長時間の計測が可能
  • 点群生成の後処理がいらず、レベル500相当の高精度な点群を作成(GNSS測位適地)
  • 圧倒的なコストメリットを実現


利用分野


  • 維持管理分野:インフラ点検の基礎資料
  • ICT分野:スマートシティ、DX(デジタルトランスフォーメーション)
  • 防災分野:斜面防災や堤防天端の計測に
  • 各種検討業務:安価な地図更新、事業車両や自動運転車への搭載など

機材レンタルサービス

機材レンタルも承っております。

期間 機材 MMS N-QUICK
16ラインタイプ 32ラインタイプ
DAY(1日間) 5万円/日 8万円/日
Week(7日間) 25万円/週 40万円/週

※標準は16ラインタイプ(センサー:VLP-16)です。
 細い電線や地表面などを対象とする場合は32ラインタイプ(センサー:VLP-32)を使用することをお勧めします。
※長期の貸し出しや海外でのご利用については別途ご相談ください。
※初めて機材レンタルをされるお客様には、機材トレーニング(別料金)の受講をお勧めしております。
※委託計測や業務サポートのサービスもございます。




■ご要望1:MMS計測を手軽に実施したい!






道路周辺の3次元データの取得には、MMS(Mobile Mapping System)が使用されています。
しかしながら、従来のシステムは非常に高価で、データ収集や処理に専門技術が必要でした。
ユーザがご自身で実施でき、安価に利用できるN-QUICKは、導入の垣根を限りなく低くします。





■ご要望2:大型車両が通行できない道路の計測をしたい!






N-QUICKは、センサーヘッドとGNSSアンテナを車の屋根にマグネットで取り付けることができます(車両改造、配線工事不要)。
そのため、住宅密集地や細い路地など大型車両が通行しにくい場所でも、軽自動車等でデータを取得することができます。
またセンサーが45度傾いているため、電柱や配電線まで捉えることが可能です。





■ご要望3:計測後の後処理を気にせずにデータをたくさん取得したい!




N-QUICKは、計測走行中に車内に搭載しているPCで点群データ*が作成されます。
(*軌跡計算、点群作成、ジオイド補正などの測量計算)
付属SSDから管理ソフトにドラッグ&ドロップするだけですべての作業が終わります。
計測から後処理まで運転手1名で対応できるため、少ない人員で業務を遂行することができます。





■関連項目



機材仕様


■センサー
 Velodyne VLP-16(あるいはVLP-32)
 ヘッド部重量: 3kg
 発射点数  : VLP-16 約30万点/秒 (VLP-32 約60万点/秒)
 (*軌跡計算、点群作成、ジオイド補正などの測量計算)

■その他
 GNSS/IMU、カメラ、処理用コンピュータ、基準局サービスを利用

■総合的な性能目安
 絶対精度:約10cm
 相対精度:約5cm
 ※いずれもGNSS測位状況が良好な場合の値

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