画期的なスキャンパターンで精緻なデータを取得!
SAKURA-FX(RIEGL社製 VQ-1560Ⅱ搭載)は、固定翼搭載型の航空レーザ計測システムです。
- 日本初上陸の最先端航空レーザ機材
- 最大発射回数400万発/秒の高密度スキャン
- 画期的なクロス方向のスキャン方式(デュアルチャンネル)で最適な点の分布を実現
- 1億5千万画素の高解像度カメラを標準装備
- 波形記録方式による無制限なターゲット取得
- 超高解像度の垂直写真撮影用デジタル航空カメラやリモートセンシングシステムと同時搭載することにより、同時計測が可能
利用分野
- 河川砂防、道路、森林、災害対応など様々な分野、場面における実績があります。
- 超高解像度のデジタル航空カメラとの併用により、点群データと併せて作業規程に準拠する写真画像データを同時に撮影取得可能!
- 斜面管理、海岸管理、空港管理、遺跡調査、都市計画(3D都市モデル)にも活用可能!
■事例1:遠隔地でも、迅速に計測したい!

固定翼機は飛行速度が速く、遠隔地の計測でも迅速に行うことができます。 例えば発災時など人の立ち入りが困難な場合でも、迅速に現場へ急行し、対象箇所を計測可能です。 また広域に発生した災害の場合でも被災状況の速やかな全体把握が可能となります。 土砂災害の際には、災害前の点群データと比較することにより土砂流出量を推定することもできます。 |
■事例2:広域を効率よく計測したい!
固定翼機は航続時間が約5時間と長く、給油のための時間ロスを最小限に留めることができます。 また高高度の計測でも詳細なデータを1度に広範囲で取得することが可能です。 そのため、一日あたり100km2以上の計測が可能で、大面積を効率よく計測することができます。 |
■事例3:レーザ測量と空中写真測量を同時に行って、より高精度な図化がしたい!

超高解像度のデジタル航空カメラシステムを同時搭載することで、レーザ計測と空中写真測量を同じタイミングで実施することができます。 航空レーザ測量だけでは難しい家屋や道路線の抽出図化を、効率的にかつ正確に行うことができます。 |
■関連項目
- 送電線接近木離隔調査
- 樹高分布調査
- 植被率
- 森林資源管理
機材仕様

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コラム ~クロススキャンの利点~
RIEGL社VQ-1560Ⅱでは、左右2方向のデュアルチャンネルを用いた高密度スキャンにより、直下方向に加えて前後方向のレーザ点の取得が可能となります。
このスキャン角度の違いは、植生下や建物側面などの情報が得やすくなる利点があります。
また、1度に2方向からレーザを照射することで、単独コースでの取得効率が大幅に上がります。

