
現地調査から道路台帳平面図及び調書の作成・更新、地理情報システム(GIS)の普及によるデジタル化、道路台帳管理システム構築まで、道路台帳に関わる業務全般ついてサポートします。
業務概要
道路台帳図作成
工事等で改良された市町村道路について、航空写真等を用いて現地調査(測量)を行い、幅員や側溝の規格などを調査・計測し、道路台帳の作成を実施します。
道路台帳調書作成

現地での調査結果に基づき、定められた様式で道路台帳調書を電算処理により作成します。
道路台帳図のデジタル化
従来は、紙・マイラー等で管理するアナログ図面が一般的でしたが、近年地理情報システム(GIS)の普及により、道路台帳図がデジタル図面に移行しつつあります。従来のアナログ図面から、道路台帳図のデジタル化を実施します。 また、地理情報システム(GIS)での運用を可能とするため、道路のポリゴン化を行い、属性データを付与する事によって、より市町村道管理に適したデータを作成します。
市町村合併による道路台帳の統合化

市町村合併により旧自治体毎に作成された道路台帳は、作成手法・取得基準・縮尺・図郭体系・表記仕様が異なる等の課題点があります。 それらの課題についての見直しを行い、合理的に道路台帳統合を実施します。
技術・機材
- デジタル航空カメラシステム『UltraCam Eagle Mark3』
- デジタル図化機
- GNSS受信機
- トータルステーション
製品・成果
道路台帳管理データ


道路管理者が円滑な維持管理と財産管理を行うため、必要な事項を図面データと調書データにまとめたものです。道路台帳は、道路法第二十八条において道路管理者に調整及び保管が義務付けられています。また、地方交付税の算定基礎資料となるため、道路管理上も市町村の財政運営上も非常に重要な意味をもっております。
道路付属施設データ
自治体における管理道路に設置される施設(道路照明灯、道路標識、カーブミラーなど)に関する道路付属施設データを道路維持管理業務に利用できます。道路台帳管理システムを導入することにより、地図位置と調書の一元管理を実現し、各種問い合わせに対する迅速な検索、施設設置位置の表示、必要調書類の出力、関係資料などのファイリングが可能となります。
G_Nas「道路台帳管理システム」

道路維持管理業務で整備した道路台帳図などの空間情報はGISを用いることで業務を大幅に効率化します。道路維持管理業務に最適化した全庁型GIS G_NasシリーズのG_Nas「道路台帳管理システム」で自治体の道路維持管理業務を強力に支援します。
全庁型GIS Let's Map!

道路維持管理業務で作成される道路台帳図などの空間情報を全庁的に有効活用することができます。