日本の山地の地形は急峻で地質は脆弱なところが多く、豪雨や融雪によって侵食、山崩れ、地すべりを生じやすく、地震による山地崩壊も発生しやすい地形です。山地崩壊、地すべりあるいは土石流、泥流が発生すると、家屋、田畑を埋没し、人命や財産を損なう災害となります。
中日本航空では、このような山地や渓流からの土砂の流出を防止、軽減するための「計画」から「調査」までの総合的なコンサルティングを行い、安心して生活できる国土づくりを技術面から支援しています。


国土を視覚的にわかりやすく表現するために


各種計画および調査を行う前に、対象箇所に関する必要な情報をどれだけ把握できるかが重要なテーマとなります。

このテーマを解決する1つの方法として、高精度な航空写真や地形図、汎用的な閲覧システムを活用することで各種対策に必要な情報をより詳細に把握できることが挙げられます。 中日本航空では最新の航空デジタルカメラや航空レーザ計測、航空測量成果閲覧システムなどの各種機材や製品を所有し、実用化しております。 そのような最新の機材や製品を活用しながら、国土を視覚的にわかりやすく表現するために、対策に効果的な、そして必要となる成果を提供してまいります。

実績の一例をご紹介いたします。

  • 高精度な航空写真撮影および基図(地形図)の作成
  • 航空レーザの数値標高データを利用した危険箇所の判読図の作成
  • 土砂災害防止法における砂防基礎調査


技術・機材

製品・成果