調査測量事業

第19回JALBTCXワークショップにて、SAKURA-GHの成果発表を行いました。

アメリカ合衆国ロードアイランド州にて開催されました第 19回 JALBTCXワークショップに参加し、RIEGL社と共同で当社の新型ALB機材であるSAKURA-GH の搭載までの工夫と実計測成果に関する発表を行いました。


発表スライド一例


発表スライド一例


JALBTCX(Joint Airborne Lidar Bathymetry Technical Center of Expertise)とは、米 陸軍工兵司令部(USACE)が主催する グリーンレーザ測深(ALB:Airborne LiDAR Bathymetry) による沿岸域マッピングに関する国際カンファレンスです。

地形特性の違いからか、世界的に見てもALB機材をヘリコプターに搭載した事例は少なく、日本の急峻な地形に沿って計測を行えるという利点や、SAKURA-GHで取得した高精度なデータ品質を紹介し、同会場内で大きな注目を集めました。

詳細は以下のリンクをご参照ください。(英文、外部ページにジャンプします)
RIEGL社 プレスリリース
JALBTCX 公式サイト


発表時の様子


会場前にて


調査測量事業

【富士山チャレンジ2018】NHK甲府放送局で放送されました!

夕方のニュース番組「Newsかいドキ」内で、最新の機材で富士山の登山道を3D計測した様子や富士山チャレンジの取り組み及び取得データの利活用についてインタビューを受けました。

計測したデータは、近日ホームページに公開予定です。


富士山チャレンジについては→【富士山チャレンジ公式HP】(外部リンク)

↓↓富士山チャレンジフォトギャラリー↓↓富士山の大自然と3D計測のコラボレーションをお楽しみください!
※ニュース一覧からお越しの方は、「続きを読む」ボタンをクリック
(写真をクリックで拡大)


調査測量事業

日本応用地質学会で論文賞を受賞しました!

技術論文「S-DEMデータを利用した地すべり地における変動ベクトル解析技術の開発」で、日本応用地質学会の論文賞を受賞しました。

航空機によるレーザ計測は、地形の3次元データを精度よく取得できる測量技術として確立していますが、数cmオーダーでの緩慢な地形変動を精度よく把握することは難しいのが現状です。

そこで、本研究では、
・S-DEM(地面点から任意の距離に位置する点群だけを抜き出した下層モデル)を利用した微地形を判別する手法
・高精度で斜面の変動量を解析する手法

を開発し、地すべり地内で発生した岩屑すべりの変動状況を詳細に推察できる成果を得ることができました。

当社は、ヘリによる計測から解析までを担当しました。


当社が担当したコア技術は→こちら!
論文ページは→こちら!(外部リンクJ-STAGEへ)




変動ベクトル解析
(ある地点が以前どこに位置していたかを自動的に探索し、その地点の動きを三次元の変位ベクトルとして計算します)


調査測量事業

【富士山チャレンジ2018】登山道3D計測 始動!!

今年も、「富士山チャレンジ2018」にて、富士山の登山道3D計測を開始しました!

当社は、昨年に引き続き、GPSフリー3Dマッピングシステム「Nakanihon SLAM Quick SCAN 」を用いて、落石危険箇所の把握や歩きにくい場所の抽出など、登山道の整備等に役立てるため、登山道周辺の地形の点群データを収集し、精密な登山道三次元地形図の作成を実施します。

今年は  富士登山全ルート(4ルート+剣ヶ峰)の3D計測を実施!
また、地形図作成に加え、5.2Kの360°全天球カメラ  を使った撮影も行っています。
詳細は、追ってHPに公開予定ですのでご期待ください!

富士山チャレンジ(https://www.fujisanchallenge.or.jp/)とは】
「みんなが安心して登れる富士山に!」をコンセプトに、日本工営(株)の呼び掛けで2015 年に発足したプロジェクトです。
KDDI(株)、イノテック(株)、Centimani(株)、京セラ(株)、(株)KDDI総合研究所、(株)トラスト21 など多くの企業が参加しており、登山時間や混雑状況の情報提供のほか、登山者の安否確認や遭難者の救助など非常時にも役立つ仕組みづくりを目指しています。


富士山チャレンジ

背中に機材を背負って、登山道を歩きながら計測します!


調査測量事業

【岐阜城石垣群計測】当社の技術が新聞に掲載されました!

5月31日の岐阜新聞に、当社が計測・データ提供を行った岐阜城石垣群計測に関する記事が掲載されました。

岐阜市の金華山中腹で新たに見つかった岐阜城の石垣群。
その発見に、当社の航空レーザ測量技術が一役買いました。
ヘリコプターから超高密度でレーザを照射し作成した地形起伏図が手掛かりとなり、石垣群の痕跡とみられる平坦地やそこに至る細い道の存在が明らかとなりました。