中日本航空は、市町村の固定資産管理業務の豊富な経験をもとに、税務事務職員様の窓口対応の効率化、課税客体の把握、3年ごとの評価替え業務の効率化を支援します。


適正な評価を実現するために



空中写真撮影及びデジタルオルソ

デジタル撮影機材2台体制で撮影基準日に最大限近い日程で短期間に撮影を実施します。 デジタルカメラの画像であれば、影部分の補正がデジタル処理で簡単に行えます。 撮影データに対しブレイクラインによる補正を行い、共用空間データとして利用可能なオルソ画像を提供します。

地番現況図

地番現況図データの作成は「地番現況図・家屋現況図基準マニュアル」に準拠した作成方法にて実施します。 その際、既存の地籍図や各種現況図の品質を定義して、各ユーザーの利用ニーズに柔軟に対応可能な地番現況図を作成することが必要です。 また、初期構築時だけではなく、地番現況図の経年異動更新においても境界確定図や地積測量図等の、より精度が高い資料を用いることにより、地番現況図の品質の維持・向上を図ります。

家屋判読調査

家屋の経年異動に対し、登記等資料に挙がらず確定不明な家屋について、最新のデジタルオルソを利用した全棟調査を実施することにより、それらの家屋を抽出することが可能となります。



地目判読調査

地目判読は画地データの作成を常に意識し、データの整合性に十分留意します。 また、現況判読地目と課税地目との照合により抽出された不一致の中でも課税上早急に 対応すべきものの抽出に注力し、段階的に課題解決できるように不一致リストの作成を行います。

画地認定及び計測

一筆ごとの宅地の評価額を求めるため、地番現況図、土地課税台帳、航空写真等から現況確認を行いながら画地認定を行います。画地認定にあたっては固定資産評価基準に従い作業を実施します。画地認定後の画地に対し、間口、奥行き、陰地割合等の画地条件データの計測を行います。画地条件データの計測は、市街地宅地評価法(画地計算法)に従い実施します。


技術・機材


航空写真撮影


製品・成果


オルソ画像データ


航空写真デジタルオルソ画像を評価替えのタイミングで整備することで、土地・家屋の異動を効率よく抽出することができ、GISで家屋・地番図と重ね合わせることにより課税客体の的確な把握が可能になります。また、オルソ画像データは、統合型GISの背景画像として様々に活用することができます。

土地・家屋データ


土地・家屋データは、固定資産管理業務で活用するのはもちろん、全庁型GISのベースマップとして各種施設データと重ね合わせ活用できるだけでなく、個人情報等に配慮しつつ住所検索用に加工することにより、GISの利用価値を飛躍的に向上します。



G_Nas「固定資産管理システム」


固定資産管理業務で整備した土地・家屋などの空間情報はGISを用いることで業務を大幅に効率化します。固定資産管理業務に最適化したWebGIS G_NasシリーズのG_Nas「固定資産管理システム」で自治体の固定資産管理業務を強力に支援します。


全庁型GIS Let’s Map!


固定資産管理業務で作成される土地・家屋などの空間情報を個人情報に配慮しつつ全庁的に有効活用することができます。