コンピュータ上で自由に加工・表示やデータベース連携ができる便利な地図
デジタル地形図とは、情報がデジタル化されたコンピュータ上で利用できる地図です。
この地形図は、コンピュータの画面上で自由に加工表示したり、様々なデータベース等と連携処理を行うことができます。
またGISで利用することを前提とした効率的な空間情報の収集・整理・加工や、官公庁を主体とする公共測量作業規程に則った詳細で品質の高い地図などにも利用することが可能です。
デジタル地図は、道路・鉄道・建物等をレイヤと呼ばれる概念を用いて大分類しています。目的とする地形・地物の情報を取り出す等、使いやすいデータ構造になっています。
製品仕様
座標系 | 世界測地系、平面直角座標系 |
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提供フォーマット | DM(公共測量作業規程準則準拠)、DXF、WG、SHP、SXF(P21)、PDF |
国土基本図(地図情報レベル2500、5000)
地域の実態を詳細に表現し、国及び地方公共団対における合理的な行政施策を推進するための役割を果たし得る、一般的な性格を持つ地形図です。都市計画図とも言います。
デジタル地図作成の流れ
デジタル地図を作成するには、航空カメラを搭載した航空機で撮影した写真を利用して、図化を行います。
図化とは、デジタル図化機等の数値図化機にかけて立体観測をしながら地図に表す地形、地物等の座標値を記録する作業です。そのデータを基にディスプレイ上に地図として表示し、コンピュータの編集機能を用いて、データの修正、追加をすることでデジタル地図を作成することができます。