学校法人神野学園 中日本航空専門学校の生徒を対象とした体験搭乗を、今年度延べ7日間、ヘリコプター(アエロスパシアル式AS350B1型)及び飛行機(セスナ式208B型)で実施いたしました。
昨年度は新型コロナウイルスの影響で開催が見送られましたが、今年度は感染対策に留意したうえで、開催することができました。
県営名古屋空港を離陸後、名古屋城・名古屋駅周辺を周遊する約10分間のフライトでしたが、天候にも恵まれ上空の視界も良好でした。
生徒の皆様は、景色を楽しまれながらも、実機や弊社スタッフの働く姿を真剣なまなざしで観察されていました。
今回の経験が、今後の進路を考える良いきっかけになれば幸いです。
航空レーザ計測システム「VQ-1560Ⅱ」およびデジタル航空カメラシステム「UltraCam Eagle Mark3」を導入しました!
詳しくは、下記の動画およびリーフレット、詳細説明文をご覧ください。
航空レーザ計測システム「VQ-1560Ⅱ」
「VQ-1560Ⅱ」は、左右2方向の高密度スキャン方式(デュアルチャンネル)により直下方向に加えて前後方向のレーザ点の取得が可能となります。
このスキャン角度の違いは、植生下や建物側面などの情報が得やすくなる利点があります。
また、1度に2方向からレーザを照射することで、単独コースでの取得効率が大幅に上がります。
弊社ではSAKURAシリーズの1つとして、VQ-1560Ⅱを使用した固定翼搭載型航空レーザ計測システムの愛称を「SAKURA-FX」といたしました。
この機材は日本初上陸であり、1億5千万画素の高解像度カメラを標準搭載しています。
後述のデジタル航空カメラシステム「Eagle Mark3」や固定翼搭載型リモートセンシングシステム「CAST」との同時搭載も可能です。


デジタル航空カメラシステム「UltraCam Eagle Mark3」
「UltraCam Eagle Mark3」は、従来のデジタル航空カメラと比較して、イメージサイズ、画素数共に国内最高スペックの機材となります。
約4億4900万画素という並外れた解像度をもつこのカメラは、例えば対地高度1000mの高さから撮影しても、地上解像度が1.9cm(/pixel)と超高精細な画像を取得することが可能です。
また植生等が見えやすくなる近赤外カラー画像についても同時に取得することができます。

名古屋城 撮影例
弊社が予定しております航空レーザ機材の新規導入に伴い、製造元であるRIEGL社(本社オーストリア)のNEWSROOMにて紹介記事が掲載されました!
この記事では、弊社の会社紹介、計測機材導入の歴史、新機材のVQ-1560Ⅱについて紹介されております。
↓WEBブログ版はこちら!(外部リンク 海外サイト)
https://newsroom.riegl.international/2021/11/11/nakanihon-air/
↓完全紹介PDF版はこちら!(英文)
https://newsroom.riegl.international/wp-content/uploads/2021/11/RIEGL-Nakanihon-Pioneer-FINAL.pdf
弊社は、これまで作業員の巡視により行っていた豪雨等の災害後の鉄道運行復旧前点検を、ドローンが迅速かつ円滑に行う運用モデルを想定した実証実験に協力します。
実際の営業路線である名鉄築港線上を飛行ルートとし、3Dマップ(中日本航空作成)やLTE通信を使用した自律飛行と映像中継等の技術検証を行うことで、初動点検の自動化・省人化の実現を検証します。なお、市街地の地上営業路線におけるドローンの実証実験は国内初の試みとなる見込みです。
詳細は下記のとおりです。
1 実施スケジュール
(1)開始予定日時
2021年11月17日(水)午前10時から正午まで
(予備日:2021年11月22日(月)午前10時から正午まで)
※悪天候等の場合は予備日に順延します。
(2)受付会場
鉄道技術研修センター(名古屋市南加福町3-14)
2 実施内容
実証テーマ | ドローンを活用した鉄道災害初動点検モデルの検証 |
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実証地域 | 名古屋市(南区加福町~港区大江町) 名鉄築港線大江駅~東名古屋港駅約1.3㎞を往復 |
実験内容 | これまで作業員の巡視により行っていた豪雨等の災害後の鉄道運行復旧前点検を、ドローンが迅速かつ円滑に行う運用モデルを想定した実証実験を行います。 実験に際しては、実際の営業路線である名鉄築港線上を飛行ルートとし、3DマップやLTE通信を使用した自律飛行と映像中継等の技術検証を行うことで、初動点検の自動化・省人化の実現を検証します。なお、市街地の地上営業路線におけるドローンの実証実験は国内初の試みとなる見込みです。 |

3Dマップイメージ
3 事業実施体制
名古屋鉄道株式会社に事業委託され、同社を幹事会社とする企業グループで事業実施されます。
企業及び団体名 | 役割 |
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名古屋鉄株式会社 (名古屋市中村区) | 事業総括、関係者調整等 |
中日本航空株式会社 (西春日井郡豊山町) | 3Dマップ作製 |
株式会社プロドローン (名古屋市天白区) | 機体運航 |
KDDI株式会社 (東京都千代田区) | 運航管理システム提供 |
本実験に関する問合せ先・申込先 名古屋鉄道株式会社 広報部 電話:052-588-0813 FAX:052-588-0815 |
10月21日(木)に犬山市立犬山中学校2年生4名の職場見学を行いました。
弊社の事業内容についてご説明させて頂いたのち、若手整備士2名より、整備職の仕事内容について、説明と質疑応答を行いました。皆さんとても活発に疑問・質問など発言して頂けました。
その後の格納庫見学では、整備点検中の機体や部品を間近で観察しながら、ヘリコプターや飛行機が、機体毎にどのような仕事をしているのかをご案内させて頂きました。
今回の職場見学が、今後の進路を考える良いきっかけとなれば幸いです。