調査測量事業

モーリシャス共和国におけるマングローブ林調査プロジェクトに参加しました!

弊社は、「公益信託 商船三井モーリシャス自然環境回復保全・国際協力基金」の助成対象プロジェクトに採択された、NPO法人国際マングローブ生態系協会(ISME)による「マングローブ生態系保全・再生と持続可能な利活用への技術支援と人材育成プロジェクト」に参加しました。

「公益信託 商船三井モーリシャス自然環境回復保全・国際協力基金」は、モーリシャス共和国(以下「モーリシャス」)における自然保護活動・同国内の地域社会に貢献するプロジェクトに対する助成を行うことで、モーリシャスの人々の健康的な生活および同国の持続可能な経済発展に資することを目的として、2021年11月30日に設立された基金です。

今回のプロジェクトでは、2022年8月に現地調査を実施し、弊社はマングローブ林でのSLAM(Simultaneous Localization and Mapping;自己位置推定と環境地図作成の同時実行)計測ならびにデータ解析を担当しました。

マングローブ林は、一般的な森林の何倍ものCO2吸収能力があるとされ、カーボンクレジット取引の対象として注目され始めていますが、地域ごと、あるいは構成樹種の違いにより、林分構造が大きく異なることから、これらを対象とした調査研究が重要となっています。

弊社は、本プロジェクトをはじめとした自然環境保全事業に、国内外を問わず積極的に取り組み、地球環境保全に貢献して参ります。


計測データ


モーリシャス共和国位置図


計測風景


マングローブ林の様子(遠景)


マングローブ林の様子(近景)