調査測量事業

一般財団法人リモート・センシング技術センターとの業務提携に関するお知らせ

 中日本航空株式会社(本社:愛知県西春日井郡豊山町、代表取締役社長:松岡滋治、以下「弊社」)は、わが国における喫緊の課題である水道管の老朽化対策を共同で推進するため、一般財団法人リモート・センシング技術センター(本社:東京都港区、理事長:池田要、以下「リモート・センシング技術センター」)と業務提携契約を締結しました。

 現在、総延長が約74万kmにも及ぶ日本の水道管の多くは高度経済成長期に敷設されたものであり、耐用年数を超過するものが増加の一途をたどっています。これにより、貴重な水の損失や大規模な事故リスクの増大が懸念されており、計画的かつ効果的なインフラ維持管理が社会全体で求められています。

 この課題に対し、リモート・センシング技術センターの人工衛星を用いた水道管の漏水調査サービス「mizuiro」は、革新的なソリューションを提供します。本サービスは、人工衛星データ、AI、GIS技術を組み合わせることで、広域を定期的に高精度で観測できる衛星の特性を最大限に活用し、従来の調査手法では困難であった効率的かつ効果的な漏水調査体制の構築を可能にします。

 本提携において、弊社は長年培ってきた地域ネットワークとGIS構築などの高度な技術力を活かし、「mizuiro」サービスの社会実装と提供体制の構築に参画いたします。リモート・センシング技術センターの持つ革新的な解析技術と、弊社の現場における知見・展開力を融合させることで、両機関は協力し、水道管に関する事故を未然に防ぎ、安全で持続可能な日本の水道インフラの実現に貢献してまいります。

<関連リンク>
人工衛星を用いた水道管の漏水調査サービス「mizuiro」の紹介サイト
(掲載元:一般財団法人リモート・センシング技術センター)




【本件に関するお問合せ先】
中日本航空株式会社
調査測量事業本部 みらい事業創造部
Tel:0568-28-4851
担当:池田