米の食味において、タンパク質含有率が低いほど味が良い(日本人の味覚に合う)ことは知られていますが、リモートセンシングで得られる植生指標(NDVI)より米のタンパク質含有率が得られます。

航空機に観測装置を搭載して行う航空機リモートセンシングでは、天候状況を見ながら調査を行うことができるため、人工衛星によるリモートセンシングに比べてデータが取得できる確率が高くなります。(稲の生育期は雨の多い時期の為雲などによる障害により人工衛星データ取得確率は非常に低い) また、観測に最適といわれる太陽の南中時に合わせて調査飛行を行えることや、人工衛星に比べて高い解像度・波長で調査を行えることで、より詳細な管理が行えます。

技術・機材

衛星よりも高いスペクトル分解能を有しており、ハイパースペクトル画像データを利用した多角的な観測が可能です。

製品・成果

  • コメの食味調査

正規化植生指標(NDVI)


植生分布状況や活性度を示す指標であり、値が小さい程タンパク質含有量が少ない事を示します。