特許権者

愛知県西春日井郡豊山町大字豊場字殿釜2番地
中日本航空株式会社

東京都千代田区九段南4丁目8番21号
財団法人砂防・地すべり技術センター

発明者

鈴木 浩二 (中日本航空株式会社)
松村 和樹 (財団法人砂防・地すべり技術センター)

特許の概要

本特許は、デジタルオルソフォトを利用し分類した、特徴的地形・地物(河川や崩壊地、道路、宅地等)を、形状情報と標高情報により自動的に認識するためのアルゴリズムとその装置を開発したものです。 画像と3次元情報の組合せにより、今まで人間が実施していた地形・地物の認識を、コンピュータにより自動処理することで、ヒューマンエラーの解消と短時間で広範囲のデータ処理を行うことを目的として研究を進めてきました。

これは、自動図化等へのアプローチとしての一つの取り組みであると同時に、地形認識のアルゴリズムをオブジェクトに対応して修正することで、目的とする地形・地物の認識能力をさらに向上させることが可能となります。

本特許は、自動認識の基礎的な部分を検討したものでありますが、本システムを発展させることで、空中写真測量での多面的な利用、空中写真測量工程の省力化に寄与できる研究開発であると自負しております。

本特許は、財団法人砂防地すべり技術センター殿との共同出願特許です。

共同研究者である財団法人 砂防地すべり技術センターの関係各位、共同発明者の松村和樹様(現 京都府立大学大学院農学研究科)には多大なご指導、ご支援を頂きました。

ここに記して謝意を表します。