被災された皆様には、謹んでお見舞い申し上げます。
弊社では災害情報の把握と、今後の防災対策に少しでもお役に立てるよう様々な技術でサポートいたしたいと考えております。
被災箇所の1日も早い復旧をお祈りいたします。
■災害状況把握には、写真撮影(斜め・垂直) レーザ計測 MSS AZM の各種機材が利用可能です。
平成16年(2004年)9月1日 浅間山が噴火しました。中日本航空では天候が回復した9月3日、浅間山の熱映像観測を実施しました。これは気象庁のご下命によるものです。 浅間山熱赤外画像とカラー合成画像を、同庁様のご許可を得て掲載します。
掲載するデータの版権は気象庁に所属します。
掲載するデータの無断転載を禁止します。
掲載許可:平成16年(2004年)9月27日 気象庁 気地221号
概要
計画機関 | 気象庁 |
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作業機関 | 中日本航空株式会社 |
観測機器 | 航空機搭載型マルチ・スぺクトラル・スキャナ AZM |
観測航空機 | セスナ404型 JA5264 |
観測日時 | 2004年9月3日 09:51~09:54 |
観測高度 | 13,500ft (約 4,200m ) |
計測範囲 | -20゜C~100゜C(常温モード) -20゜C~500゜C(高温モード) |
取得データ



- マルチ・スペクトラル・スキャナ(MSS)の内部校正で得た最高の観測温度は、320℃ でした。(その後の解析により400℃に修正)ただし、水蒸気での減衰の影響を受けていますので、実際の温度は更に高温になっているものと推定されます。
- 東側の山麓で薄い緑色に少し温度が高く表れている箇所(画像の右半分)は、太陽の日射により暖められたもので、火山活動とは無関係だと思われます。
- 熱映像で、青く低温に表示されている部分の一部は雲です(雲の温度が計測されています)。雲の影響を評価するには、右のカラー合成画像をご参照下さい。
著作権について
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