超広域を迅速かつ効率的に計測!

SAKURA-Fは、固定翼搭載型の航空レーザ計測システムです。

  • 1,000m以上の高高度から超広域を効率よく計測
  • 4点/m2を満たす高密度レーザ計測を実現可能
  • 長時間飛行が可能なため広域を1フライトで計測
  • 波形記録方式により無制限にターゲット取得
  • デジタル航空カメラシステムと同時搭載、同時計測が可能


利用分野


  • 河川、市街地、山間地など様々な箇所で実績多数!
  • 大型カメラの併用により点群データと併せて作業規程に準拠する写真画像データを同時に撮影取得可能!
  • 海岸管理や遺跡調査、斜面管理にも活用可能!

■事例1:遠隔地でも、迅速に計測したい!






固定翼は回転翼より速く長く飛べるため、遠隔地の計測も迅速にこなします。
発災時など人の立ち入りが困難な場合でも、迅速に現場へ急行し、対象箇所を計測可能です。
土砂災害の際には、過去の点群と比較することにより土砂流出量を推定することもできます。



■事例2:広域を効率よく計測したい!






固定翼は航続時間が5~6時間と長く、給油のために離着陸を繰り返す必要がありません。
そのため、一日あたり100km2以上の計測が可能で、大面積を効率よく計測することができます。



■事例3:レーザ測量と空中写真測量を同時に行って、より高精度な図化がしたい!






デジタル航空カメラシステムを同時搭載することで、
レーザ計測と空中写真測量を同じタイミングで実施することができ、航空レーザ測量だけでは難しい家屋や道路線の抽出図化を、効率的にかつ正確に行うことができます。



■関連項目



機材仕様




  • 最大40万発/秒のレーザ発射回数
  • マルチ発射システム、高出力レーザ、高いパルスレートを有する固定翼機向けレーザスキャナ
  • 反射信号を全てデジタル波形記録
  • 地上のPCで反射波形を見ながら検知レベルを変えることによって最適な反射地物の抽出が可能

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コラム ~航空レーザ測量とは?~






航空機に取り付けられたレーザスキャナ装置から、地上に向けてレーザ光を発射し、その反射光(波)を受光検知することで、連続的に地上の形状を計測する手法です。
1秒間に数十万発もの「レーザパルス(レーザ光)」を発受信することで計測を行います。この時のレーザパルスの反射にかかった時間を測定し、対象地物までの正確な距離を求めます。
計測データを解析することで、詳細地形を面的に可視化・3次元化することができます。