高密度・高精度・波形記録式の航空レーザと高精細撮影可能なマルチカメラを搭載

SAKURAシリーズは、高密度・高精度・波形記録式の航空レーザに、高精細の垂直・斜め・熱赤外・近赤外などの撮影が可能なマルチカメラをヘリコプターに搭載した航空レーザ計測装置です。

現在4機を所有しています。



レーザ計測装置


高密度

ヘリコプターの柔軟な飛行性能と高いレーザ発射回数により、1mに数十点の超高密度データを取得可能

高精度

反射したレーザ高の波形をデジタル記録するWave Form Digitize方式とその波形分析により、高精度に地形の3次元情報を抽出。また、ポリゴンミラーの採用によりスキャン端の誤差も解消しています。

反射エコー強度の連続記録

波形記録解析により複数のリターンエコーの抽出が可能。森林構造などの解析に最適です。

RIEGL LMS-Q560,680  波形記録式(Full Wave Form) 航空機レーザ装置


リターンの反射信号を全てデジタル記録。 地上のPCで波形を見ながら検知レベルを変えることにより、複雑な処理・最適な解析による反射物の抽出が可能です。



マルチカメラシステム


多方向斜めカメラ

航空レーザ計測と同時に、斜めカメラにより対象物の側面を撮影し、レーザ計測データや垂直カメラでは捉えられない壁面やオーバーハング、立体交差、高架などの情報を把握することができます。

多彩なカメラ群

多方向斜めカメラだけでなく、熱赤外カメラ、近赤外カメラなど同時に撮影し、多面的な光学情報から対象物の特性を把握できます。

NNK-DCS4H004 マルチカメラシステム


垂直カメラに加え、前後左右を加えた計5方向の高精細カメラ画像を取得する。


技術資料


レーザ計測装置の仕様

SAKURA ⅠSAKURA ⅡSAKURA ⅢSAKURA Ⅳ
使用レーザLaser Class 1
近赤外波長(1,550nm)
Laser Class 3R
近赤外波長(1,550nm)
レーザ測距精度20mm
ターゲット数無制限
ターゲット分解能0.5m以内
パルスレート最大200 kHz最大240 kHz 秒最大400kHz
スキャン角~±30°
スキャンミラー面回転式ポリゴンミラー

マルチカメラシステムの仕様

SAKURA Ⅰ
NNK-DCS4H001
SAKURA Ⅱ
NNK-DCS4H002
SAKURA Ⅲ
NNK-DCS4H003
SAKURA Ⅳ
NNK-DCS4H004
カメラシステム高精細カメラ高精細カメラ×2台垂直/前高精細カメラ×3台垂直/前/後高精細カメラ×5台垂直/前/後/左/右
有効画素数4,904×3,6786,576×4,384(垂直)
6,496×4,872(前後左右)
レンズ画角60.36°×47.07°60.36°×47.07°60.36°×47.07°(垂直)
30.89°×23.38°(前後)
62.95°×49.26°(垂直)
39.6°×27.0°(前後左右)
焦点距離38mm38mm39.4mm(垂直)
80.3mm(前後)
36.1mm(垂直)
50mm(前後左右)
その他機能熱赤外,NIR※
RGB※
NIR※,RGB※NIR※NIR※,RGB※

※:高速スチルカメラ

利用分野

高性能な計測装置とヘリコプターの機動性を活かして、さまざまな用途に利用可能です。

  • 河川、道路、鉄道線路、送電線、パイプラインなど、ヘリの機動性を生かして路線に沿った計測 が可能です。
  • 谷間でも安全に進入して計測を実施可能で、かつ一定対地高度で計測可能なため、狭小範囲や高低差の激しい場所 、切り立った山間地や断崖絶壁など、固定翼では計測困難な地域でも高精度の計測が可能です。
  • 高密度レーザと画像により、都市モデル作成や、都市域での配電線の計測、航空障害といった、3Dモデリングにも適用できます。  


高密度レーザ点群による地形起伏図とオルソフォトによる比較


レーザ+多方向カメラによる3D都市モデル